運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　センコーグループホールディングスは18日、インド本社で通関業や国内輸送事業などを展開するＰＤＳインターナショナルの51％の株式を取得し、グループ化したと発表した。
　ＰＤＳ社は１９９８年４月の設立。インド、アメリカに計19カ所の事業所を置き、通関・国内輸送・航空及び海上フォワーディング・海外代理店・倉庫などの事業を行っている。従業員数は１７５人（２０２４年９月末）。
　センコーグループは、２０２２年にインドに現地法人を設立し、フォワーディング事業の拡大に取り組んできた。今回、日系企業をはじめとする多国籍企業から信頼が厚いＰＤＳ社をグループに迎えることにより、インドにおける事業基盤の強化と顧客拡大を図る。
　一方のＰＤＳ社は、センコーグループのノウハウと営業力を生かし、フォワーディング事業の拡大を進める。両社での協業も開発していくことで、インド国内におけるモーダルシフトや冷凍冷蔵物流などの新事業につなげていく。
２０２５．４．２２