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大成建設と日本通運 建材端材巡回回収で経団連会長賞を受賞

大成建設と日本通運 建材端材巡回回収で経団連会長賞を受賞

再資源化とCO2排出量の大幅低減が評価

左から日本通運の杉山千尋副社長、大成建設の谷山二朗
副社長
 大成建設と日本通運が協働で進めている「建設副産物巡回回収システム」の活動が、産経新聞社主催の第33回地球環境大賞で日本経済団体連合会会長賞を受賞した。
 大成建設が2014年から継続的に取り組んできた不燃系建材端材の再資源化への取り組みを発展させ、23年からの日本通運との協業により、再資源化量の拡大と荷量確保による安定運用体制を確立し建設業全体への普及を進めた点、運搬効率向上による運搬コストおよびCO2排出量の大幅な低減が評価された。
 従来埋め立て処分をしていた建材端材の一部を、複数現場を同一車両で巡回回収し品目ごとの再資源化施設にまとめて二次輸送できるシステムを開発。回収時に「NRBOX」という観音開きタイプのかご台車を使用し、中身が一目でわかるようにしたことで建設現場での管理・回収が容易になった。
2025.4.22

 

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