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物流連 荷主との活動を充実 Mシフト大賞

物流連 荷主との活動を充実 Mシフト大賞

日通とコクヨロジテム受賞

真貝康一会長
 日本物流団体連合会(物流連)の「第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰式」が9日、都内の海運クラブで開催された。
今回からは物流事業者だけでなく荷主も含めた複数の事業者の協力を対象に内容を見直した。大賞にはコクヨロジテムと日本通運による「千葉県松戸市~佐賀県三養基郡基山町のコクヨの自動車輸送を海上輸送に全量転換」が選ばれた。

 選定理由として、トラック輸送時の中継輸送がなくなり、バラ積からパレット積に切り替え、荷役時間を含めたドライバー拘束時間と、荷物のダメージリスクの両方を減少させたことなどが評価された。

 革新的取組み部門賞には①シジシージャパン、ラルズ、フレスタ、原信ナルスオペレーションサービス、全国通運②ナイキジャパングループ合同、佐川グローバルロジスティクス、佐川急便、アッカ・インターナショナル。

 連携・協働部門賞には①味の素物流企画部、味の素食品生産本部川崎工場、F―LINE東日本マルチモーダルサービスセンター②三井化学、丸全昭和運輸、ニヤクコーポレーション、安全運輸。

 継続拡大部門賞は山九。効率化・省人化部門賞は①センコー②富士フィルムロジスティクス、鈴与、鈴与カーゴネット。奨励賞には8件の単独企業やグループが選ばれた。

 表彰式後の記者会見で真貝康一会長は「今回の表彰では応募数も増えた。荷主も参加したこうした取組をさらに充実させていきたい。2024年問題はその課題は決して一過性のものではなく、ますます深刻化していく。その状況認識のもとでさまざまな活動をしていこう、気持ちをさらに強くしている」と話した。
大賞受賞のコクヨロジテムの松浦社長(中央)
日本通運の加藤取締役常務執行役員(右)

2024.12.13

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