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日本通運 半導体製造ニーズに対応 NX栗東湖南倉庫稼働

日本通運 半導体製造ニーズに対応 NX栗東湖南倉庫稼働

 日本通運は、滋賀県湖南市で新倉庫「NX栗東湖南倉庫」(写真)を5月7日に稼働、関西エリアの半導体関連産業を支える物流網を強化した。

 NX栗東湖南倉庫(湖南市緑台)は地上4階(倉庫部分3階建)、延べ床面積6万2804・07平方㍍。定温設備(温度20~25℃、湿度80%以下)を有し、単にモノを保管するだけでなく「1拠点で一貫して作業が行える倉庫」をコンセプトに、付加価値の高いロジスティクスサービスを提供する。

 立地特性を生かした大阪・名古屋・北陸の中継基地としての機能を果たすほか、重量品の取り扱いができる天井クレーン(5トン×2基)の併設や倉庫床荷重(坪当たり1階7トン、2・3階5トン)を備え、半導体製造装置関連の顧客ニーズに対応する。入出庫・保管作業のほか、国際海上コンテナの積み込み・積み降ろし作業、輸出梱包作業にも対応可能で、関西エリアの主要物流拠点となる。

 滋賀県は、東西交通の要に位置する環境・工業県であり、豊富な水源や都市部への交通利便の優位性などを背景に電機・電子、半導体関連企業などが集積し、物流需要が高まっている。
関西エリアの半導体関連産業を支える

2024.5.10

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