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NX総研 24年度見通し 3年連続減避けられず

NX総研 24年度見通し 3年連続減避けられず

国内は建設除きプラスに

 NX総合研究所は、2024年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)を発表した。国内貨物総輸送量は41億1780万トン(前年度比0・6%減)と3年連続の減少ながらマイナス幅は縮小、一般貨物に限定すると0・2%増と3年ぶりにプラスへ反転すると見通している。
 2024年の世界経済成長率は、国際通貨基金(IMF)は3・1%増と昨年10月から0・2ポイント上方に改定した。
 日本経済は、2023年度の実質経済成長率は1・3%増と前年度(1・5%増)から減速、24年度は0・6%増とさらに減速する。個人消費がプラスに反転し、設備投資も加速する一方、住宅投資はマイナスに転じ、公的需要は小幅な伸び率にとどまる。輸出は世界経済の低調などを受け1・8%の伸びにとどまり、輸入は2・3%増とプラスに転換するとみている。
 国内貨物総輸送量は22年度1・3%減、23年度2・3%減、24年度も0・6%減と3年連続の減少に。消費関連貨物は、物価上昇が続き個人消費が伸び悩み通期で微増にとどまり、生産関連は上期は低調、下期は一般機械などを中心にプラスへ転じる。建設関連は金利上昇や人手不足により1%台半ばの減少になる。
 
2024.4.23

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