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道路貨物運送業、昨年度の倒産31%増

人手不足と物価高で過半数

 東京商工リサーチによると、2
023年度の道路貨物運送業の倒産件数は345件(前年度比31・1%増)で3年連続して前年度を上回った。事業環境の改善が進まず、資金繰りが限界に達した企業を中心に、今後も倒産が増加するとみている。
 倒産件数が年度で300件台に達したのは14年度以来9年ぶり。23年度は7月以降高水準で推移した(グラフ参照)。特に資本金1千万円未満が253件(前年度比50・5%増)と全体の7割以上を占めたが、1億円以上5億円未満も135件(同68・8%増)と多かった。
 「人手不足関連倒産」が48件(同118・1%増)、「物価高関連倒産」が141件(同76・2%増)と、この2つで過半数を占める。

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