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KGL、日本通運など連携 10㌧車7千台分削減

KGL、日本通運など連携 10㌧車7千台分削減

強力にMシフト実行

 キリングループロジスティクス、JR貨物と日本通運の3社は、モーダルシフトをさらに強化する取り組みを4月1日から開始した。中長距離トラックで輸送しているキリングループ製品を対象に、年間約8・4万㌧(10㌧車約7000台分)を順次鉄道をメインにシフトしていく。
 3社がそれぞれの役割を担うことで6つの施策を実施し、最適な輸送体系を構築する。
 6つの施策は、①鉄道をメインに利用したネットワークの構築②地方港を利用した内航ネットワークの構築③Sea&Railを活用したネットワークの構築④自然災害に伴う鉄道不通時の代替海上輸送ネットワークの構築⑤年末年始など長期連休にも対応可能な鉄道輸送ネットワークの構築、これに⑥鉄道コンテナ専用集配車両によらない、荷主トラックによるコンテナ発着駅での持ち込み・引き取り体制の構築も加えた。
 今回は、キリングループ製品を対象とし、年間約8・4万㌧を鉄道をメインにシフト。5㌧コンテナ換算で約1万7000個分となる。これにより年間約3130㌧のCO2排出量が削減される。削減されるトラックは近・中距離の輸配送に活用することで、物流全体の効率化を目指す。
                          2024.4.2

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