運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

日本通運は、Ｓｅａ＆Ｒａｉｌに南九州ルート（宮崎港～神戸港）を追加し、３月25日からサービスを開始した。19日から開始した北九州ルート（新門司港～大阪南港）に次ぐもの。

　エキスプレスコーポレーション、宮崎カーフェリーと連携し、太平洋を経由するモーダルコンビネーション型の輸送サービスを新たに開発。環境配慮型の輸送手段および将来的な労働力不足などにも対応するサービスとして利用できる。

　輸送ルートを複線化し、災害発生時の輸送障害区間を回避することでＢＣＰにも有効。同社独自コンテナである鉄道・海上双方で使用可能なＲＳＶコンテナを利用することで、荷物を取り出して積み替えることなく鉄道と海上の間を相互にシフトできる。また、鉄道とトラック輸送と組み合わせることで、港から離れた場所でも集配の対応が可能。

2024.3.22