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ネスレ日本 中距離輸送もシフト

ネスレ日本 中距離輸送もシフト

静岡ー関西から、地域拡大

 
    到着した第1便コンテナ前で記念撮影
ネスレ日本(本社=神戸市)は2月から、長距離輸送を対象としてきた貨物鉄道による輸送を、貨物量の多い中距離輸送にも拡大した。今回、島田工場 (静岡県島田市)から関西方面へ出荷されるボトルコーヒーを、トラックでの直送体制から、レールでJR貨物百済貨物ターミナル駅 (大阪市)まで運ぶ体制に転換。今後も段階的に対象品目と地域の拡大に取り組んでいく。
 ネスレ日本は2009年から貨物鉄道輸送を開始。18年にはJR貨物土浦駅 (茨城県土浦市)を“倉庫 ”として活用する「土浦モデル」をJR貨物と構築、20年には米などの農作物運送後に空回送されていたコンテナをボトルコーヒーの輸送に活用する「産業を跨いだ新たな鉄道運送水平共同モデル」を共同開発するなど、長距離輸送でモーダルシフトを推進してきた。
 23年9月には、JR貨物と「持続可能な物流構築へのパートナーシップ」を調印。貨物量の多い中距離輸送への拡大を図る第1弾として、静岡-大阪間から着手したもの。
            2024.2.27

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