運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　大王製紙と北越コーポレーションは、生産技術・原材料購買・製品物流の３つのテーマに関して戦略的業務提携に向けた検討を始めることで合意した。
　製品物流は、両社グループの物流網を活用した交錯物流の改善、生産拠点間のラウンド輸送、コンテナの有効活用によるモーダルシフトの推進、物流倉庫の相互活用および共同配送に取り組む。
　国内紙の需要低迷、原燃料価格の高止まり、国内物流における２０２４年問題や環境負荷低減に対応するため。
　今後、５月頃をメドに業務提携の契約締結を目指す。
　大王製紙（本社＝東京）は資本金約５３８億円、直近の売上高６４６２億円。北越コーポレーション（同＝長岡市）は同約４２０億円、同３０１２億円。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２４．２．２０