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日本通運 トラック代行スキーム構築

日本通運 トラック代行スキーム構築

東海道線不通時 浜松の中継拠点活用

コネクトエリア浜松でのシャーシ交換
 日本通運は、東海道線区間不通時のバックアップ輸送体制として、中継輸送拠点「コネクトエリア浜松」を利用したトラック代替輸送スキームを構築した。

 コネクトエリア浜松は、新東名高速道路・浜松サービスエリアに隣接し、NEXCO中日本と遠州トラックが運営している。

 関東~関西間の東海道線で災害による鉄道不通が発生した際、関東エリアの3駅(東京タ・隅田川・越谷タ)と関西エリアの4駅(大阪タ・百済タ・吹田タ・安治川口)の各貨物ターミナル駅から出発したコンテナ専用トラックがコネクトエリア浜松でそれぞれのシャーシを交換し、出発地へ戻る速やかなバックアップ輸送を実現する。

 トラックの日帰り輸送が可能となり、物流の2024年問題に対応。ドライバーの宿泊手配やトラックの駐車スペース確保が不要なため、バックアップの初動を迅速化できる。

 8月22日~23日の2日間、東京貨物ターミナルから百済貨物ターミナル間で試験輸送を行い、鉄道コンテナ12個を輸送した。今後も定期的な試験輸送を実施する。

2023.12.22

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