運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　サッポログループ物流とハウス食品は、北関東～大阪間で、サッポロビールが扱うこくいも（甲乙混和焼酎）などの酒類と、ハウス食品のスナック菓子オー・ザックを組み合わせたトラック共同輸送を12月11日から開始した。
　サッポロビール群馬工場（群馬県太田市）とハウス食品関東工場（栃木県佐野市）を起点に、重量貨物である焼酎などと軽量貨物であるスナック菓子を積み合わせ輸送することで、重量積載率約98％を実現。容積積載率も約13％向上し、両社それぞれが輸送していた場合に比べ、ＣＯ2排出量は年間約18トン削減できる見込み。
　共同輸送に当たり、実運送会社にとって拘束時間を短縮できる運行計画をＦーＬＩＮＥなどが立案した。