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NXHD海外事業 景気悪化で減収減益

NXHD海外事業 景気悪化で減収減益

第4四半期見通し 海空とも運賃下落続く

 NIPPON EXPRESSホールディングスは、2023年12月期第3四半期(7~9月)の海外事業、航空事業、海運事業の業績概況を発表した。

海外事業

海外会社の売上高は1574億円(前年同期比28・1%減)、営業利益69億円(同60・2%減)。世界的な景況悪化を背景にフォワーディングの数量減と販売単価・運賃の下落傾向化が継続しており、各セグメント全てで減収減益。

 米州は、売上高385億円(同13・2%減)、営業利益21億円(同54・1%減)。航空輸出は生鮮貨物が大幅に増えたが、医療・医薬品関連や半導体関連が低調で数量減。海運輸入は景況悪化の数量減に加えて、港湾混雑解消によるトランスロード需要が減少。倉庫配送ではアパレル、自動車関連などが好調を維持。

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