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センコーGHD セリオHDをTOB

センコーGHD セリオHDをTOB

ライフサポート事業拡大へ

 センコーグループホールディングスは、保育園・学童保育施設運営のSERIOホールディングス(セリオHD)に対しTOB(株式公開買い付け)を実施する。
 柱の事業のひとつであるライフサポート事業においては、2020年8月に関東主体に子育て支援事業を展開するプロケア(本社=東京・新宿)を買収し、未就学児童保育から小学生の放課後保育事業を拡大させた。今回、東京証券取引所(グロース市場)に上場し、関西主体に子育て支援事業を展開するセリオHDのグループに迎え、教育研修や保育サービスの向上、人材採用の効率化と定着化を図るなどのシナジー効果により、保育・学童事業のさらなる成長を図る。
 TOBは2段階で実施する予定。1回目はセリオHDの筆頭株主・若浜久同社社長が保有する譲渡制限のない全株式(36%超)を1株625円で買い取る。買い付け期間は11月14日から12月12日まで。2回目は他の少数株主から1株877円で買い付ける。期間は12月21日から2024年2月7日まで。
 TOBが成立した場合、センコーGHDはセリオHD株を14%超保有している若浜氏らの資産管理会社KDT(本社=大阪市)も完全子会社とし、セリオHDは上場廃止させる予定だ。
                        2023.11.17

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