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ドライバーの34% 、物流の2024年問題「知らない」

ドライバーの34% 24年問題「知らない」

KiteRa調査 ドライバーの2/3が収入減懸念

 社内規程管理クラウドの企業向けサービスなどを展開するKiteRaは、20代以上のトラックドライバー600人を対象に物流の2024年問題に関する実態調査を10月上旬に実施。2024年問題を「知らない」「聞いたことはあるがよくわからない」と回答したのは合わせて34・0%と、3人に1人が理解できていないことがわかった。
 2024年問題に関しては、先にトラボックスや東ト協連が会員(経営者)向けに調査を行い、それぞれ「対策ができていない」は60・9%、「手段・方法がみつからない」は34%だったが、今回のドライバー調査では2024年問題自体を「知らない」が600人中50人、「聞いたことはあるがよくわからない」は204人にのぼった。
 勤務先で2024年問題に関する研修や説明があったかについて「何も行われていない」が77・0%に達しており、ドライバーに対する雇い主側の対応が追い付いていない様子がうかがえるとしている。
 1カ月の平均時間外労働は、上限規制がかかる80~100時間未満が3・0%、100時間以上が3・3%と、合わせて6・3%が上限規制違反となる。
 上限規制によって心配することは「収入の減少」が67・3%と、3人に2人は収入減を懸念している実態が存在する。(2023/10/31)
 

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