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フォークリフト、エンジン式が大幅減

フォークリフト、エンジン式が大幅減

1~9月 バッテリーは前年並み

 日本産業車両協会がまとめた2023年1~9月のフォークリフト統計によると、生産台数は7万9948台(前年同期比86・0%)、国内販売台数は5万5556台(同79・8%)、輸出は2万5754台(同77・8%)といずれも大幅減となった。

 前年の生産台数が年間12万6560台と、好調だった反動。生産台数はここ10年は平均11万5000台で推移しており、20年は10万8419台にとどまった後、21年(11万9000台)、22年と増加していた。今年はこのまま推移すると20年水準近くまで戻りそうだ。

 今年の内訳をみると、生産はバッテリー式が5万458台(前年同期比102・9%)と前年を上回っているが、
エンジン式フォークリフトの比率
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エンジン式は2万9490台(同67・1%)にとどまっている。国内販売もバッテリー式は4万1412台(同104・3%)だが、エンジン式はガソリン車が4347台(同58・5%)、ディーセル車が9797台(同75・3%)と、特にガソリン車の減少が目立つ。

 輸出は、バッテリー式は9786台(同99・2%)と前年並みだが、ガソリン車は7922台(同82・7%)、ディーゼル車は8046台(同58・9%)と、こちらはディーゼル車が大幅減となった。

 これによりエンジン式の比率は、前年に比べ生産は10・1ポイント低下し36・9%に、国内販売は9・0ポイント低下し25・5%、輸出は8・0ポイント低下し62・0%といずれも大幅に低下した。

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