運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　三井食品は、首都圏エリアにおける取引先の物流ニーズに応えるため、日本ＧＬＰが千葉県流山市で開発を進めてきたマルチテナント型物流施設「ＧＬＰ　ＡＬＦＡＬＩＮＫ流山５」に入居し、「三井食品　首都圏東物流センター」を開設。同社が運営する最大級の物流拠点となり、２０１７年に開設した首都圏西物流センター（神奈川県相模原市）と合わせて、首都圏エリアにおける最適物流の実現を目指すための基幹センターとして８月から稼働した。
　都心部から約25ｋｍ、首都高速６号三郷線／常磐自動車道三郷ＩＣから６ｋｍ、常磐道流山ＩＣに近接、国道16号線にも近く、首都圏東側をカバーするためのアクセスに優れている。
　ダブルランプウェイと中央車路を設けた地上４階建て、免震・ＰＣ造、延べ床面積８万３９０㎡（常温）の施設に、パレット自動倉庫、ロボットデパレタイズなどの最先端のマテハン設備を導入し自動化・省人化を推進することで、ローコストかつ高品質な物流オペレーションを実現。大手量販店向けの配送センターから汎用物流まで幅広い流通に対応できる総合物流センターとして、多くの取引先に安定した食品流通を提供する。