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日本郵便 軽貨物に行政処分 計1万3822日車
日本郵便 軽貨物に行政処分 計1万3822日車
188台、さらに増加へ
計188台に対し、車検証とナンバープレートの返納手続きを経て、8日から車両停止処分を開始する。全国計で1万3822日車に及ぶが、監査は今後も継続され、行政処分はさらに増える見通し。
日本郵便の直営郵便局数(簡易郵便局除く)は1万9900(8月31日末現在)あるが、今回監査を終了した約400営業所のうち、111カ所で不適切点呼事案があった。
行政処分は、各営業所の違反の程度と保有台数に応じ日数・台数が決定される。点呼の不実記載の処分は60日車、点呼未実施は最大100日車であり、1台に対して最大160日の車両使用停止処分が実施される。
処分権限を持つ運輸支局ごとの処分状況は表の通り。車両停止台数が最多は7台(東京・深川郵便局、広島・尾道郵便局)、停止日数が最長は160日(11営業所)。
処分を受ける営業所でもともと軽車両1台のみは9カ所。岩手が薮川など4カ所、富山が速川など2カ所、福井(細呂木)・香川(直島)・熊本(泉)が各1カ所。
日本郵便は、委託または近隣営業所からの応援で対応する。
日本郵便の不適切点呼に関して、一般貨物自動車運送事業(排気量660CC超、2500台)は6月25日付で許可取消処分を受けている。
今回、軽貨物自動車(125CC超~660CC以下)は9月3日に111営業所に対して処分案を通知し弁明機会を付与したが、日本郵便からの弁明提出はなかった。
2025.10.3


