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食品6社  共同配送でMシフト

食品6社  共同配送でMシフト

札幌~帯広間トライアル

 国内食品メーカー6社とF─LINEは、北海道地区の共同配送に鉄道とトラックを組み合わせたモーダルコンビネーションのトライアル輸送を9月から開始すると発表した。
 札幌~帯広間の中距離幹線輸送を鉄道に切り替えることにより、幹線輸送のCO2排出量を約43%削減させる。
 味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清製粉ウェルナ、ハウス食品グループ本社、MizkanとF─LINEは、北海道地区の共同配送を2016年から開始し、23年10月には札幌市と北広島市の2カ所に分散していた保管・配送拠点を札幌市内の1カ所に集約した。
 今回の取り組みは、札幌市の共同配送拠点から帯広市の中継拠点までの輸送のうち、札幌貨物ターミナル駅~帯広貨物駅間を鉄道輸送にシフトし、中継拠点から納品先へはトラック輸送する。
 直送対象の大口納品先は従来通りトラック輸送し、列車運休時や車両欠車時は鉄道とトラックが相互リカバリーする複線化により、モーダルシフトの実用性を総合的に評価する。
 この取り組みは、国土交通省の今年度モーダルシフト等推進事業費補助金の申請を行い、交付が決定している。
                          2025.9.2

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