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物流会社
NXHD中間決算 増益も通期下方修正
NXHD中間決算 増益も通期下方修正
売上高増は、航空フォワーディング取扱数量、2月からヘルスケア産業に強みを持つシーモン・ヘーゲレ社が加わったこと、事業利益増はロジスティクス日本の価格改定などによる増益やNX商事の取扱が堅調だったことおよび前年のフォワーディング事業の粗利減の反動、営業利益の大幅増は名鉄運輸との統合に伴う現存損失の反動、当期利益減は円高による為替差損などが要因となっている。
通期連結予想は、米国の関税政策の動向が不透明な中、多くの顧客の第2単四半期の物流需要は総じて低調だったことなどを踏まえ売上高・利益とも5月13日に公表した数値を下方修正。売上高2兆6000億円(前年比0・9%増)、事業利益700億円(同10・1%増)、事業利益率2・7%、営業利益700億円(同42・6%増)、当期利益400億円(同26・1%増)。
海外およびロジスティクス日本の国際物流の回復は一定の時間を要するとみている。そうした中、短期的な業績確保へ、フォワーディング事業のスペースコントロール、作業戦力の適正配置によるコストコントロール、サプライチェーン変更によるトレードレーンの取り込み準備を進める。
2025.8.19


