運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　センコーは15日、静岡県富士市に新富士第２ＰＤセンターを開設した。総合ディスカウントストア向け物流などを担うとともに、中・長距離輸送の中継拠点としても活用していく。
　新富士第２ＰＤセンターは、敷地１万９６４５㎡。鉄骨造４階建てで延べ床面積２万６６２㎡の倉庫、荷捌き場、グループ企業の富士センコー運輸（本社＝富士市）も使用するトラック駐車場で構成。
　倉庫内部は、梁下有効高は５．５ｍ、各階とも耐荷重は１㎡当たり１．２ｔ。１時間当たり４０００個の処理能力を持つソーターを設備するとともに、垂直搬送機２基、貨物用エレベーター２基、ドックレベラーとタイミングレベラーはそれぞれ１基設置している。作業環境に配慮して２、３階部にエアコンを設置、１階部には移動式のスポットエアコンを配備し、快適な作業環境を整えた。
　２０２５．７．２２