運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　パナソニック　コネクトは20日、都内で「国内物流ソリューション事業説明会」を開催した。

　執行役員シニア・ヴァイス・プレジデント　現場ソリューションカンパニー　プレジデントの奥村康彦氏は「日本企業のＳＣＭ変革に向けて」と題して、同社のＳＣＭ事業の歴史と強みを説明。ＺｅｔｅｓとＢｌｕｅ　Ｙｏｎｄｅｒをグループ会社化し、「グローバルレベルで先進的なＳＣＭの知見獲得を加速、体制も強化した」とした。その上で、「『現場から始める全体最適化』で顧客とともに日本企業のＳＣＭを変革する」と言う。

　現場ソリューションカンパニー　シニア・ヴァイス・プレジデントの山名義範氏は「物流の現場における本質的な問題と変革のポイント」をテーマに、人へ過度に依存した業務の常態化からの解消を説明。「業務フローの標準化」と「物流全体を横断するデータ基盤」というデジタル化に、日本に合わせた導入ノウハウが全体最適のポイントとした。
　２０２５．６．２４