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日通総研など3社 自動化機器導入へカートラック標準仕様検証

日通総研など3社 自動化機器導入へカートラック標準仕様検証

Mujinはロボットアームを提供

   AGVなどによるカートラックの搬送実験
 NX総合研究所、野村不動産、Mujin Japanは、自動化機器を導入・最大活用するカートラックの標準的な仕様・使用環境・運用方法などのモデルケース創出に向けた実証実験を実施。自動搬送する際の連結数や自動化機器に適したカートラックのサイズについて示唆を得られたとしている。
 経済産業省の2024年度基盤構築事業(イラク事業)として実施。NX総研は全体の企画・立案・取りまとめを担当した。
 野村不動産は、AGVやAMRなどによるカートラックの搬送を担当し、カートラックの連結搬送の可能性、カートラック搬送時の直線時とカーブ時に起きる走行速度と重量の限界点、積み荷の載せ方や偏荷重による安定走行に及ぼす影響を検証。この結果、連結長は3台までなら問題がないこと、90度のカーブや180度展開時には安定性を欠くため、最高速度は時速3.6km、曲がる場合には減速する仕様とし、減速による作業効率の低下の目安を提供することで自動化が推進できるとした。
 2025.6.10

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