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ロジスティード  トール子会社に出資へ  フォワーディングでシナジー

ロジスティード  トール子会社に出資へ  フォワーディングでシナジー

 日本郵便は8日、ロジスティードとの資本業務提携(昨年10月6日)の進捗状況を報告。海外での協業を加速するため、トールホールディングス傘下の子会社にロジスティードまたはそのグループ会社が一部出資することで同日、基本合意書を締結した。
 日本郵便は昨年10月、ロジスティードホールディングスの株式の19・9%をKKRから1423億円で取得し、資本業務提携を締結した。その際、ロジスティードの中谷康夫会長兼社長は「海外事業はトールと連携することで、3PLおよびフォワーディング事業の拡大につながる」と述べていた。
 トールの事業は、ロジスティクス(オーストラリアおよびアジア)とフォワーディング(エクスプレス事業は21年に売却)。このうち利益のほどんどはオーストラリアのロジスティクスで占める。日本郵便の行木司常務執行役員は「今回、ロジスティードが出資するのはオーストラリアのロジスティクス以外。これにより企業価値を向上させたい。特にフォワーディングはシナジー効果があると考えた」と語っている。出資額も1423億円に比べるとかなり低いという。対象事業など具体的な内容や条件、実施時期は今後協議およびデューデリジェンスを実施し詰めていく。
 資本業務提携の進捗は、国内は協業・検討がかなり進展しており、具体的には日本郵便のラストワンマイルとロジスティードの3PLオペレーションを組み合わせることによる数量増、および3PL(倉庫)の業務プロセス高度化。海外は、フォワーディングの共同調達などについて検討を進めている。
 日本郵便は、トナミホールディングスの株式を926億円で取得し協業を進めているが、これについても「夏前後に報告の機会を設けたい」と語っている。
 なお、2025年3月期決算は、ロジスティードが売上高9107億円、営業利益370億円。トールホールディングスは連結売上高5117億円、連結EBIT133億円。
                         2026.5.12

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