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CLOの役割  企業価値向上に貢献

CLOの役割  企業価値向上に貢献

国交省提言  連携など5つに整理

 4月から特定荷主に選任が義務付けられる物流統括管理者(CLO)について、国土交通省はその責任や役割などについて提言をまとめた。ミッション(社会的使命)は「経営戦略の視点から物流を統括管理し、物流全体の最適化を図ることで、企業価値の向上と社会的課題の解決に貢献する」ことにリーダーシップを発揮することとした。
 有識者などからなるワークショップを開催し、その責任・役割、求められる知識・知見、人材の確保・育成やCLOを支援する組織体制について提言した。
 ミッションを実現するために果たすべき責任の対象は、改正物流法への対応、物流全体の最適化、物流を通じた企業価値向上、社会的課題への対応の4つ。
 CLOの役割は、物流全体の最適化計画の立案と実行のけん引、社内外での連携・調整、事業推進・調整・評価、組織体制の構築や人材マネジメントの5つに整理。役割を果たすためにCLOに必要な知識・知見としてパートナーシップ戦略、サステナビリティ経営、デジタル技術、法制度、グローバルなど7つを挙げた(表参照)。
 さらに、CLOを補完し業務を推進するチームの構築、CLOとなる人材に考えられるキャリアパスや育成方法、教育プログラムを示した。
 提言は、CLOが効果的に取り組むため、国に対して、CLO設置の効果に対する評価や優良事例の収集・発信、CLOを含む高度物流人材の確保・育成に関する知見の蓄積と発信、事業者特性に応じたCLOのあり方の分析を求めた。
 なお、CLOの事例として日野自動車、SUBARU、三菱食品、花王、アース製薬の取り組みを挙げている。
                          2026.4.7

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