運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　全日本空輸（ＡＮＡ）と日本貨物航空（ＮＣＡ）は10月26日から、日本＝欧米間を結ぶ両社の貨物便について、コードシェアを開始した。
　ＡＮＡが運航するボーイング７７７Ｆで成田からシカゴおよびロサンゼルスを結ぶ路線でＮＣＡとコードシェアを実施。また、ＮＣＡが運航するボーイング７４７Ｆで成田とシカゴ、ニューヨーク、ダラスフォートワース、ロサンゼルスを結ぶ北米路線と成田とアムステルダム、ミラノ、フランクフルトと結ぶ欧州路線でＡＮＡとコードシェアを実施する。これにより、ＡＮＡグループ両社が運航する大型貨物機運航において輸送力の補完と利便性向上を図っていく。 
　今回、ＡＮＡグループにおける貨物事業において、ＡＮＡの旅客便ネットワークに加えて、ＡＮＡのボーイング７６７Ｆ×６機および７７７Ｆ×２機とＮＣＡのボーイング７４７Ｆ×８機で大型貨物や大量輸送にも対応することが可能になった。
２０２５．１０．２８